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高血圧のむくみにはラシックスで解消

むくみの原因の一つに高血圧が挙げられます。
高血圧とは血管に強い圧力が常にかかっている状態です。
血管はやがて傷つき、硬くなってしまいます。

血管が硬くなると血流が悪くなり、余分な水分が細胞内に溜まるようになってしまいます。
また血管が硬くなると腎臓の機能も弱まります。
腎臓の機能が弱まると不要な水分が尿として排出されにくくなり、体内に溜まってしまいます。

このように高血圧によって血管が硬くなると、心臓や腎臓の機能が弱まり、体内に余分な水分が溜まるようになってしまいます。
この状態が「むくみ」です。
むくみを解消するためには、利尿作用を高めて余分な水分を体外に排出させる必要があります。
そこで使われるのが、利尿薬です。

利尿薬は腎尿細管のどの部分に働きかけるかによって、さらに3タイプに分かれます。
けれども高血圧によるむくみの場合、腎臓の機能が低下している恐れがあります。
腎臓の機能が低下している場合、利尿薬の種類によっては十分に利尿作用が望めません。
そこで高血圧によるむくみの場合使用されるのが、「ラシックス」です。

「ラシックス」の成分である「フロセミド」は、「ループ利尿薬」に分類されるものになります。
ループ利尿薬は、尿細管がループ状に曲がっている部分に働きかけ、ナトリウムイオンとカリウムイオンの再吸収を妨げます。
この時、ループ利尿薬は腎臓に流れる血液の量や糸球体を透過する量に影響を与えないため、高血圧により腎臓の機能が低下した人でも使うことができます。

フロセミドによってナトリウムの再吸収が抑えられると、尿が出やすくなり、体内の余分な水分が外に追い出されるようになります。
すると細胞に水が溜まることもなくなり、むくみが解消されます。
さらに血中の水分量が減ることで流れる血液の量も減少し、血圧低下につながります。

このようにラシックスは高血圧とむくみ、両方の症状の改善効果が期待できる薬となります。
またラシックスは高血圧やむくみだけでなく、心不全の治療にも使われます。
心不全になると肺に水が溜まりやすくなるため、利尿作用を高める必要があるからです。

むくみを取るにはマッサージが有効

むくみはラシックスなどの利尿薬を使い、尿を出やすくすることで改善することもできます。
しかしラシックスなどの利尿薬は効きすぎると血圧が下がりすぎてしまい、めまいや脱力感などの副作用が生じることがあります。
そこでむくみの解消に有効なのが、マッサージになります。

むくみとは体内に余分な水分が溜まっている状態です。
身体の一部に水分が溜まってしまうのは、血流が良くないからです。
そこでマッサージをすると筋肉が柔らかくなり、血流が良くなります。
血流が良くなると体内の水分も流れやすくなるため、むくみも解消されるのです。

マッサージをする際は、先端から中心に向かうイメージで行っていきます。
これは余分な水分や老廃物を、血管やリンパ管に送るからです。
またマッサージをする時の力は、あまり強くしすぎないようにします。
具体的には皮膚をさする程度の力で十分です。

またむくみを日ごろから防止することも重要です。
同じ姿勢でずっといると、血流は滞り、重力によって水分が特定の場所に集まるようになります。
そこで防止のためには時々姿勢を変えるなど、できるだけ同じ姿勢を続けないようにしましょう。
もし姿勢を変えることが難しい場合は、軽く伸びをしたり少し動かしたりするだけでも有効です。
マッサージも血流を促進し、筋肉をほぐす効果があるため、ふくらはぎなどを軽くもむだけでも効果が期待できます。

さらにむくみを防止するためには、体内に余分な水分が溜まらないよう、水分の摂取量にも気を付ける必要があります。
水分を多く摂りすぎてしまうと、外に排出しきれず、体内に残ってしまう恐れがあります。
特に少ない時間で一気に水分を摂取すると、水分が余り、むくみにつながります。
水分を摂取する時は少しずつ、回数を分けて摂取するようにします。

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